第５章　不眠症の種類と対処法

不眠症は大きく5つのタイプに分類されます。
これらは多くの場合、当院の施術により改善することができますが、普通の人でもたまには起こりうるものです。

それぞれの説明と、こんな時はこうしてみては？・・・、私のアドバイスを記載しました。（あくまでもアドバイスですので、必ず解決するとは限りません。心当たりがある場合は、施術を受けられることをお勧めいたします。）

当院の施術により、多くの不眠症の方が改善し、あるいは薬（睡眠導入剤、抗不安剤など）を飲まなくて済むようになったりしています。

１．入眠障害（入眠困難）
いわゆる寝付きが悪い状態をいいます。布団に入ってはいるものの、いつまでも眠れません。
いろいろな思考が頭をよぎったり、面白くないことを思い出して興奮したり、はたまた怒りがこみ上げてきたりすることもあります。また、早く眠らなければ・・・と思うと余計に焦りが生じて悪循環になり、結局のところ明け方まで眠れないなどということも。

＜こんな時は・・・＞
焦りがないうちだったら、じっとしていて眠りに着くのを待ちます。焦りが生じてきたら悪循環になりかねないので、一旦起き上がってカフェインレスのお茶かコーヒーでも飲んではいかかでしょう。
ポイントは眠れないと焦っていることから意識を外すことです。ほっと一息することで、リラックスして眠りに着きやすくするのが目的ですから、少量のお酒も良いでしょう。

４．早朝覚醒
朝の目覚めが早すぎることです。予定時刻の２時間以上前、例えばいつも６時に起きれば良いのに４時頃には目が覚めてしまうケースです。
二度寝できればある意味お得感がありますが、そうでない場合は単なる睡眠不足に陥るだけです。

＜こんな時は・・・＞
中途覚醒や入眠困難のように、お酒を飲むことは時間的に無理でしょう。日中に睡眠不足を感じなければ、特に大きな問題はありません。必要な睡眠時間は個人差もあり、またコンディションにより異なるものです。毎日のように早朝覚醒によって睡眠不足が感じられるようであれば、例えば仕事に対するプレッシャーや不安要素などが、きっとあるのではないでしょうか？
もしそうであれば、その不安を払拭するような仕事の準備をしてみたり、プレゼンならその練習をしてみたり、あるいは、仕事がうまくいくイメージをしてはいかがでしょう。もしくは、野球の試合があるのなら、素振りをしてみたりという具合にです。

どうせ早く起きてしまったのだから、その時間をしっかり活用することで被害意識をなくし、むしろお得感を得る方に転ずるのです。

当院の施術では、骨盤や頚椎（首）などの骨格にやさしくアプローチするとともに、自律神経のバランスを整えることを重視しています。

これにより、多くの不眠症の方が改善し、あるいは睡眠導入剤、抗不安剤などといった薬を飲まなくて済むようになったりしています。

お悩みの方は、一度お気軽にご相談ください。